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日本女子プロゴルフ選手権大会の歴史と歴代優勝者
 
 

 
記念すべき第1回大会は、静岡・天城CCが舞台になった。前年、初めて行われたプロテストで41名の女子プロが誕生。彼女たちの26名が参加して、1日27ホールずつ2日間、計54ホールのストロークプレーで争われた。初日112、2日目110、計222ストロークで回った樋口久子が初代チャンピオンに輝いた。
第2回大会も樋口久子が優勝。以降、第7回大会まで実に7連覇という日本女子プロ史上に燦然と輝く大偉業を成し遂げた。参加者も年々増えて、72年からは1日18ホールの3日間プレー。賞金総額も70年94万7000円、71年167万円、72年359万円と倍増する勢いで、73年にはついに500万円を突破し531万6000円となった。圧倒的な強さを誇る樋口は70年から佐々木マサ子らと海外に遠征し、74年にはオーストラリア女子オープンで海外初優勝を飾った。
樋口の8連覇を阻止したのは山崎小夜子だった。この年から舞台が大阪・PLCCに移され、賞金総額も1000万円の大台に乗った。68年から賞金女王の座をほしいままにする樋口に対し、山崎は71年、73年、74年と2位につけ、日本女子プロゴルフ選手権でも71年から3年間、2位でフィニッシュ。打倒・樋口の一番手として72年には米国修行も試み、その成果を実らせて公式戦を初勝利を飾った。
76年は前年優勝の山崎小夜子が出産のために欠場。必勝を期した樋口が勝利を奪回し、続く77年もチャンピオンの座を堅守した。樋口は76年にコルゲート欧州オープンで優勝。77年には全米女子プロゴルフ選手権で優勝し、世界のメジャー制覇という快挙を成し遂げた。
日本女子プロゴルフ選手権のアンダーパー優勝は、73年と77年にともに樋口が記録した4アンダー。この大会で新鋭・森口祐子が最終日、アウトを33の好スコアで回り、69でフィニッシュ。当時の日本女子プロ最小スコア記録、7アンダー・215を打ち立てて公式戦を初制覇した。
前年、森口にその兆しが見られたが、いよいよハイスコア、パワーゴルフの到来を告げる年であった。岡本綾子と大迫たつ子がともに初日4アンダー、2日目も互いに譲らず9アンダー。通算13アンダーで迎えた最終日、混戦の末に岡本が2ストローク差をつけてフィニッシュ。通算17アンダーは、54ホールの世界女子プロ最小スコア記録であった。
77年3位、78年2位、79年2位と毎年、優勝争いに絡みながら今一歩のところで栄冠を逃していた大迫たつ子が、ついに念願の初優勝を飾った。この年、大迫は77年に引き続き、2度目の賞金女王の座に輝いた。
鈴木美重子、大迫たつ子、と阿玉、小林洋子の4人がともに3アンダーでフィニッシュし、初めてプレーオフにもつれ込んだ。大会は、最終日に69をマークした鈴木が勢いをいかして逆転優勝。4人のプレーオフは日本女子プロ史上初めてのことだった。
この大会から4日間競技となり、賞金総額も2000万円の大台に乗った。前年、初の賞金女王に輝いた岡本綾子が、2月に米女子ツアーのアリゾナ・コパークラシックで海外初優勝。その岡本が日米女子ツアーを転戦するなかで、79年に引き続いて公式戦2勝目を挙げた。
賞金総額2500万円、優勝賞金400万円。77年、80年と2度の賞金女王に輝いた大迫たつ子と、前年、日本女子プロ史上初の年間9勝を挙げて外国人として初めて賞金女王の座についた台湾のと阿玉がプレーオフ。軍配は日本に上がり、大迫が3年ぶり2度目の栄冠を手にした。
賞金総額はさらにアップし、3000万円。優勝賞金500万円。台湾パワーがめざましく台頭した年で、と阿玉が3週連続優勝、呉明月が2週連続優勝。この年、米女子ツアーで2勝を挙げて一時帰国した岡本綾子が大会を引っぱったが、台湾の黄げっきんが1ストローク差でフィニッシュ。外国人として初めて、本公式戦を制した。
82年9勝、83年9勝、84年7勝と、82年から連続して賞金女王の座につくと阿玉がついに本大会を制した。とをはじめとする台湾勢の活躍はめざましく、3ストローク差で2位につけたのも台湾の陳麗英だった。2年連続して、日本女子プロゴルフ選手権のタイトルが外国勢の手にわたった。
賞金総額4000万円、優勝賞金700万円。台湾パワーが吹き荒れるなかで、日本勢が奮起した大会だった。生駒佳与子、浜田光子、高村博美がともに8アンダーでフィニッシュし、生駒がプレーオフを制して公式戦初優勝を飾った。4日間試合で8アンダーは当時の日本女子プロゴルフの新記録だった。
日本女子プロゴルフ協会が設立20周年を迎えたこの年、樋口久子が70勝を達成し、岡本綾子が米女子ツアーの賞金女王に輝いた。本大会は36歳の永田富佐子と38歳の吉川なよ子がプレーオフ。ベテラン勢二人の対決は永田に軍配が上がって、念願の公式戦初制覇となった。
ベテラン・大迫たつ子と岡田美智子、プロ入り3年目の中島恵利華が三つ巴となった最終日。大迫が中島に1ストローク差をつけてフィニッシュし、5年ぶり3度目の優勝を果たした。この年、4勝を飾った大迫は日本女子プロ史上初の4億円プレーヤーとなった。
谷福美が12アンダーで、2位の岡本綾子、小林浩美、日蔭温子ら堂々たる顔ぶれに8ストローク差をつけてフィニッシュした。12アンダーは当時、4日間競技の最小スコア記録だった。谷は前年の日本女子オープンに引き続き、本大会で公式戦2冠を制した。
賞金総額4500万円、優勝賞金810万円にアップ。米女子ツアーに参戦して10年目を迎えた岡本綾子が、10カ月ぶりに国内トーナメントに出場。前年、賞金女王に輝いた高村博美との日米対決になったが、岡本が5ストローク差をつけて8年ぶり3度目の優勝を飾った。
賞金総額が6000万円にアップ。優勝賞金は810万円。大迫たつ子が見事なカムバック優勝を遂げた。89年6月から股関節亜脱臼で丸1年、戦線を離脱。90年はわずか4試合にしか出場できず、この年も6月に手術。その大迫が88年に優勝して以来3年ぶりの出場で、本大会4度目の優勝を飾った。
賞金分配が変わり、賞金総額は6000万円のままだが、優勝賞金が1080万円に引き上げられて1000万円の大台に乗った。大会は、韓国の具玉姫が最終日にコースレコードタイの68をマークして、猛チャージ。岡本綾子、服部道子に2ストローク差をつけて大逆転優勝を飾った。
賞金総額6500万円、優勝賞金1170万円。プロ入り5年目の原田香里が3日目、通算2アンダーでただ一人アンダーパーフィニッシュ。首位でスタートした最終日も2ストローク伸ばして、2位の安井純子に3ストローク差をつけて逃げ切った。原田はさらにこの年、ツアー最終戦のJLPGA明治乳業カップも制し、同年公式戦2冠を達成した。
首位がめまぐるしく入れ替わった大混戦の4日間。最終日、11番から日吉久美子の快進撃が始まった。11番、14番でバーディを奪って首位に並ぶや、16番、17番でも連続バーディ。2位の平瀬真由美に2ストローク差をつけて公式戦初優勝を飾った。
若手のロングーヒッター高村亜紀と福嶋晃子がパワーゴルフを展開して1・2フィニッシュ。3日目69で首位に立った高村は、最終日も69の好スコアで、2位の福嶋に4ストローク差をつけてフィニッシュ。高村はこの年8月にプロ入り初優勝を遂げたばかりで、ツアー2勝目をビッグな公式戦初制覇で飾った。
初日・前田すず子、2日目・服部道子、3日目・福嶋晃子と若手のホープが次々に首位に立つなかで、最後に勝利を手にしたのは92年、95年の賞金女王・塩谷育代だった。塩谷は前年の日本女子オープンに優勝して以来、JLPGA明治乳業カップ、本大会と最短記録で公式戦を総ナメ。公式戦3冠は大迫たつ子、森口祐子、と阿玉に次ぐ史上4人目、11年ぶりの快挙だった。
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